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広島大学文化サークル連合の公式オンラインジャーナルです。

追加抗議

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 4月25日、学内情報システム「もみじ」にて、今度は教育室学生生活支援グループ名義で上記「【注意喚起】総合科学部等での勧誘について」なる掲示がなされました。

 これは文サ連による「抗議声明」をうけて、4/9および4/22の学活G武智哲也職員名義「【注意喚起】総合科学部付近でのビラ配布等について」の内容を書き換え再掲示したものとみられます。掲示期間についても、9/8までと、他の掲示と比べて圧倒的長期に渡っています。

 抗議声明は下記投稿に掲載しています。

hirodai-bunsa.hatenablog.com

 主な変更点は、学活G武智哲也職員が事実確認もせず記載した事項の修正です。しかしながら、事実と異なる記述をされ、不利益を受けた文サ連および当該サークルに対する謝罪は行われていません。よって、誠実に虚偽の記述を反省して修正されたものではなく、批判をかわす目的の、自己保身のための修正だと断言せざるをえません。

 加えて、最も問題のある、サークル活動全般にとって本来問題ない「無届の団体」「学外者」といった記述が変更されていないことにより、学活Gの課外活動全体に対する無理解がそうとうに強固なものであり、改善されがたいものであることはより明白になっています。

 今回の投稿でも引き続き文サ連加盟全サークルの名前が記載されていますが、いずれも各サークルがどのような勧誘活動をおこなって、どうしてそれが学生にとって問題になるのかさえ記述できておらず、4/4、4/22付学活G武智哲也職員名義の投稿より、文サ連および文サ連加盟全サークルを「大学が容認したものではないので、注意してください」とする理由の不明確さが飛躍的に高まりました。そもそも何に注意すればよいのかわからない点からして、文サ連および加盟サークルを誹謗中傷する意図は明白です。

 今回の投稿では「SNS上で大学職員のフルネームや顔写真を公開し非難するなど」と書きくわえられましたが、このことによって、学活Gが自らの行いに無反省・無責任な組織であることがより一層はっきりしました。抗議声明でも記載した通り、文サ連として大学職員の様態についてネット上で告発しているのは「サークル員の人権やサークル活動の権利が…著しく侵犯されている」ときです。非難されるべき重大な侵害行為を行っている自覚はないということです。

 「SNS上で大学職員のフルネームや顔写真を公開し」という部分についても事実誤認が含まれており、学活Gは「SNSとブログの違い」「顔写真と動画の違い」も分かっていないことが明らかとなりました。よって、学活Gが問題にしているのは、大学の名を語りながら話し合いを拒絶するなどの不誠実対応を「公開」で「非難」されていること、ということになります。抗議声明を読んでおきながら、不誠実対応について強硬に開き直ったと言わざるをえません。非難を問題とするのであれば、学活Gはこれまでの対応について誠実に完全に説明するべきです。それさえ行わずに非難を問題とすることは、批判を封じることを目的としているとみなさざるを得ず、広島大学としてあるまじきことだというほかありません。

 今回の投稿の名義が学活G武智哲也職員名義から学活Gに変更されたことは、学活G武智哲也職員が自らの投稿に責任がとれない不誠実な仕事をおこなったということ、学活G全体として文サ連および加盟サークルを誹謗中傷する意図があるとみなさざるを得ず、より問題の重大性が高まりました。

 また、文サ連の抗議声明は、この間の不誠実対応の「完全な責任者」を明らかにすることを求めましたが、学活Gは投稿の名義変更によって組織として責任体制をさらに曖昧化させる対応で答えたとみなすことができます。隠然とした組織体質は深刻なレベルに達していると言わざるをえません。

 今年度は新入生に対する講義で教員が「サークルの勧誘が例年以上に元気がない」などと話すなど、サークル活動全体が委縮している状況がすでにあります。この状況改善については責任をとらず、勧誘妨害のためには再三再四にわたって投稿・実力行使を行う学活Gの対応にはその存在意義を疑うほかありません。

 また本日昼、映画研究会の企画に向けた勧誘活動に対して、学活Gは5人程度の職員を動員し、「【実名の掲載】SNS(文サ連ツイッター等)の実名掲載を削除してください 広島大学」というプラカードを持って35分間程度の長期に渡る勧誘妨害を行いました。先日の抗議声明をうけてなお、謝罪は当然のように行われず、抗議声明の内容的部分について一切回答せず、自らの責任回避に徹して文サ連および加盟サークルへの不誠実対応を貫く態度には、強い失望と今後のサークル活動全体への対応悪化を懸念せざるを得ません(施設修繕などサークル支援に対しては数カ月遅れの対応が基本となっているのに、自己弁護のためのプラカードは早急に準備されていることからも、すでに悪化している)。

 文サ連として追加の抗議を行い、引き続きサークル活動の自由を守るために全力を尽くします。