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文藝部企画「オタクと資本主義」を終えて 発表者のコソコソ話

どうも、文藝部の花守です。オタクと一口に言ってもみなさん色んなイメージがあると思います。わたしはアニメをよく見てたし、尾崎やB‘zも爆買いしてたし、ボカロも好きだし、小説も読んだり書いたりするし、最近はマルクスレーニンにもハマってます。我ながら多趣味(*)な方だと思ってます。

大学入ってからは、一人暮らしも相まって大量の本、漫画、グッズ、フィギュア、ぬいぐるみ、プラモ、本棚を買ってお金に困っていましたし、生活圏もそれらに浸食されて、寝床にも困っていました笑 新入生のみなさんも、一人暮らしでのオタク活動はほどほどに気を付けてください。

 

さて、本題に入りますと、わたしはOCO(オタク・カミングアウト、自分がオタクであることを明かすこと、信仰告白)したくないほうで、わざわざ「オタクと資本主義」みたいな企画をするのは死んでも嫌でした。はい、実は、端的に言って、わたしの発案ではありません! 実は!

 

やらされました。きっかけは、もりもり(『ラブライブ弁証法』の筆者、この論文はマジですごいのでオススメです)とOT(オタク・トーク、オタクという存在について議論すること)していたところ、かなり盛り上がったことからはじまります。

OTの内容が何人かの文藝部員に共有されて、「花守さん、『オタクと資本主義』みたいな感じで企画発表してみたら?(意味:やれ)」と言われたのです。もちろんわたしは嫌がりました。全力で嫌がりました。駄々をこねました。

……真剣な議論を重ねた結果、「どうなっても知らんからな!」と、やることになりました。やるからには全力で、とスライド作成に取り掛かったんですが……

 

「オタク」って何?

 

――そう。日々我々は「オタク」的な概念を想起して「オタク」的な存在を「オタク」と呼称しているわけですが、そもそも「オタク」って何か分からないのです。こうやって屁理屈こねてるのがめちゃくちゃキモ・オタクみたいですが……。

 

ウィキペディアに載ってるようなことは言えても、それだとなんか納得いかないじゃないですか。ですよね? そうなんですよ!

と、そんなこんなでオタクの印象――蔑称としての「オタク」、対抗的に持ち出されていた(最近では言われないけど)「オタクは経済を回している」という言説――から話を始めました。怒らないでください。許して。

 

あと、ジョジョ6部については思い付きで書き始めたら、スライド完成後にアニメ化の発表が! 奇跡だよ! トキメイチャッタ……

 

……紆余曲折を経て、発表資料が完成したわけですが、たった数ページのスライドで発表を始めれば40分も語ってしまう、そんな特級呪物が世に放たれてしまったのです……。いや、ほんと、自分でもビックリです。……

 

みないで! ホント恥ずかしいから! 見るな!

 

……。

まあ、うだうだ言ってますが、実際に新入生を招いて発表してみると楽しかったのは事実ですさすが「オタクと資本主義」なる怪しさ満点の企画に来るだけあって、かなり意識的な学生が多く、二回の企画で「アニメ史」「新自由主義」「祈り」など、話題は縦横無尽に広がりました。

新入生のおかげで楽しい企画になりました。本当にありがとうございます!

強くなれたぜ! 一人じゃできなかった 僕たちがめぐり会えた事にマジで感謝!!

シャンランランラ……

リーヨ!

シャンランランラ……ガムシャララ

……

 

注! 筆者はオタクじゃありません! 本当です、信じて! 俺の目を見ろ!