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広島大学文化サークル連合の公式ブログです。

【20210621】団体届に関する申し入れ 結果報告

こんにちは。文化サークル連合です。


6月中旬、突如広島大学のサークルの団体更新・結成の要件として「顧問をつけること」が要請されました。

顧問必須化に反対の運動をつくろう! - Re:Public on Web

hirodai-bunsa.hatenablog.com

 

この事態がサークルにとって極めて重大であることをかんがみ、6月21日に課外活動担当窓口に申し入れに行ってきました。
また、サークルの活動ということに関してもうひとつ重要になってくるだろうもうひとつの論点、課外活動をする際にはワクチンを接種していることが条件になるのかどうか、ということに関してもついでに質問してきました。

 

当日の質問内容


①どういう経緯で顧問を必須化したのか。その理由は何か。
②ワクチンを接種していないと活動できないということにならないか

その場での追加質問:ホームページから広島大学のサークルは許可制ではなく届け出制だということが記載された文章が2020年に削除されたが、あれはどういうことか

 


①どういう経緯で顧問を必須化したのか。その理由は何か。

 

結論から言うと、担当職員も顧問必須化の経緯がよく分かっていない模様でした。先の課外活動担当から引き継いだ内容の中に、団体届に関して「顧問が必要」だという記述があったとのことです。また、コロナ感染対策委員会の決定ではないかとも言われていたが、これは定かではありません。


しかし、昨年度感染対策委員会によって顧問が必須化されたのは「対面での課外活動再開の条件」としてであって、「団体の結成・更新」としてではありませんでした。対面ではできないが(しょうがなく)オンラインでやっているというサークルもいる以上、この二つを混同されてしまうことはサークルにとって存続すらもかかった重要な問題です。それに、サークルにとってこれほどまでに重要な内容が決定過程さえ不明確なまま下ってくること自体そもそも問題であるといえます。


全体的に、課外活動担当窓口の地位全体が低下しているという印象で、おそらく大学的な政策決定にも全然関われていないか、決定されたことを実行するというだけの状態になっているのではないかという印象を受けました。

 

②ワクチンを接種していないと活動できないということにならないか


「それはない」と食い気味に、かなりはっきりと言っていました。そのため、今のところそうした心配はないと思われます。ですが、深く立ち入って話を聞いていくと「政治的な決定があればそのときはわからない」「大学個別としてやる範囲ではそういうこと(接種が必要)はない」とのことでしたので、大学がすべて独自に判断できるというわけではなく、あくまで大きな政治の文脈に依存して変わりうる状態であることがわかりました。引き続きこの問題については注視していき、たとえ政治レベルで接種が必要だという話が降りてきたとしても、それに反対していくことが重要だと言えます。

 

追加質問


・ホームページから広島大学のサークルは許可制ではなく届け出制だということが記載された文章が2020年に削除されたが、あれはどういうことか

 

広島大学のサークルはもともと、サークル活動にあたっては代表と副代表(2名)の氏名や連絡先を記載した団体届を提出すればよいという「届出制」でした。サークル活動をするにあたって、名簿や誓約書の提出が求められ、さらにそれがなければ「受け取れない(団体として承認しない)」という姿勢をとりはじめたのは2017年からのことです。

(詳しくは、顧問必須化に反対の運動をつくろう! - Re:Public on Web

の、「2017年から続いてきたサークル自治破壊」の章)


その上、2020年度には、サークル関連の情報が記載されたホームページから「届出制」であることが明記された文書が何も言わずに消えました。そのため、広島大学のサークルは本格的に許可制に切り替わるのではないか、それも、なし崩し的にそうなってしまうのではないか、という懸念を自分たちはこの間ずっと抱いてきました。

しかし一方で、コロナ禍を通してこそ、サークルが学生にとっての重要な人間関係の場であると改めて実感されてきています。こうしたサークルを幅広く支援していくのではなく、逆に潰すことに寄与するような厳しい制限をかけることは問題です。


文化サークル連合は以上の考えにもとづき、今回の質問中、職員が「広島大学は届出制」だということを言った際に職員と私たちでの認識に齟齬があると感じ、以上のことを質問しました。


これについても職員側はよくわかっていなかったようで、「ホームページがリニューアルされた時に一緒に消えてしまったということか?」というこちらからの確認に「そうかもしれない」と曖昧な回答。また、詳しくは「確認しておく」「再掲しておく」とのことでした。

 

大学主導の「許可制」型の感染対策・サークル運営から、学生主導の「サークル自治」に転換しよう

 

しかし、顧問の件もそうですが、届出制を明記した文章についても、理由もプロセスもはっきりしないまま「決まったことだから」としれっと義務だけ課されること、なし崩し的にサークルに制限がかけられていくことには大いに問題があります


もちろん、個人や個々のサークルレベルで当局と交渉し、こうした制限を撤回・突破していくことは困難に見えます。しかし、だからこそ多くの学生や団体が連帯して、学生の利益、立場を率直にうったえ、大学に働きかけていくことが必要です。


コロナ禍を通して、大学は学生生活を守るどころかそれを一方的に禁圧し、それなのに大学の営利目的の事業はすすめてきたという事実があります。サークル側、学生側は基本的に感染対策のために活動制限を受け入れてきたのに、大学がそれに報いることはありませんでした。

 

今、世間一般的にも、飲食店は度重なる緊急事態宣言とその度の休業や酒を売らないなどの感染防止策を努力してきたにもかかわらず、国や自治体は誠実な説明も手厚い補償もしていないという問題が起きています。この間の大学とサークルの関係はそれと全く同じ構図の問題です

 

自分たちサークルにかかわる学生は、決して無責任に活動がしたいというのではありません

無責任なのは、感染対策が日常生活を切り詰めてまでやらなくても良いようにするための物質的・精神的支援を何ら行わない一方で、営利目的の事業は犠牲を払ってでもやろうとしている国や自治体のほうだし、大学当局のほうではありませんか。

 

私たちには、コロナ禍の中でも責任をもって、これまで当たり前に共有してきた生活を犠牲にしながらも対策をとってきた経緯があります。こうした実績でもって、大学は自分勝手で横暴な運営をやめ、責任ある学生の広範な自治的サークル運営を認めるべきだとうったえていきましょう。それだけの説得力が学生にはあります

 

すでに広島大学では活動がままならないサークルが多く出現していますが、大学に学内問題のすべてを任せておいたら、今後もサークルは弱体化・減少する一方です。これからも、さまざまなかたちでサークルは大学の運営方針に大きく左右されることになってしまう可能性が高いです。

 

団体届という、サークル側からすれば存続がかかっているとまで認識されているものについても曖昧な手続きですすめようとしてくる大学の態度は、もはやサークルや学生の感覚や利害とは相入れません。そのことが今回はっきりしたと思います。

 

多くの学生、団体がコロナ禍での大学に不満を感じていることと思います。これからはそれを単なる不満や無力感に終わらせることなく、同じく不満を感じている個人や団体と結びつきながら全体を変えていく可能性があるような、一つの大きな運動にしていきましょう。

 

 

 

顧問必須化に反対の運動をつくろう!

今こそ顧問必須化に反対の声をあげよう!

こんにちは。文化サークル連合です。

つい先日、広島大学では「団体結成・団体更新に顧問が必須」だとなりました

参考:https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/life/circle-touroku.html

 

しかしこれには何点もの問題があります。

 

①そもそも学生・団体への広範な相談・連絡なしに規則を改定したこと。

 

②2020年の「課外活動再開の条件」の中で顧問が必要だとされていたことが原因で、多くのサークルは感染対策が万全でも再開できなかった。今回それを再開条件どころか「団体結成・更新」の要件にまで高めてきたこと。

 

③感染対策は顧問がいるかどうかでなく実際に活動する学生がどこまで意識をもって対策するかが肝心なのに、なぜか顧問を必須化したこと。昨年申し入れした際に、大学側は「常に面倒を見てくれと言っているわけではない、学生が勝手にやらないように」顧問を必須化したと説明しているが、だとすればなおさら顧問がいなければ活動できないレベルにする理由がわからない。

 

④昨年度に続いて、活動できないことが原因で新入生が入ってこなかったり、そのため維持が困難なサークルがいたりするにもかかわらず「団体(更新)届」を提出するように要請したこと。昨年12月に申し入れた際そのことを指摘したら、「今回の団体届けは調査目的で、出さなくても不利益扱いしない」と言っていたにもかかわらず、その発言を反故にしてもみじの記載などで不利益扱いしたこと(→サークルの数が大幅現象)。

 

⑤顧問の必須化やこの状況でも団体届を出させることが多くのサークルを潰す結果になると再三申し入れ、警告してきたにもかかわらず、それを無視して顧問を必須化し、団体届も出させようとしていること。つまり結果をわかった上でやっていること。

 

 2017年から続いてきたサークル自治破壊

まず確認しておかなければならないことは、今回の「顧問必須化」は決して偶然おこったものではなく、2018年から広島大学が狙ってきた、サークルの数を減らすという目的に沿って行われたものであるということです。

 

広島大学の2018年の副学長古澤は、副学長交渉(サークル員が集まって副学長と交渉する場)で「広島大学はサークルの数が多すぎる」と放言してははばからないような人物でした。2017年から、広島大学ではサークルの団体結成・更新の要件として名簿や誓約書の提出が義務化され、それを提出しない団体に対しては団体届を受理しない(団体として承認しない)という態度がとられるようになりました。

 

しかし、広島大学のサークルはずっと「許可制」ではなく「届出制」によるものであり、要件を満たされなければ承認されない、というようなものではありませんでした。今、広島大学には多くのサークルがありますが、広島大学の豊かなサークル文化はもともと届出制によって形成されてきたものです。

https://drive.google.com/file/d/1aWVJYp0PNK8AM87b4_ri3Xl6KVLeXK0k/view?usp=sharing(証拠画像。現在は消滅)

 

2018年当時の判断も大学当局が一方的に決めたもので、サークルとの話し合いを十分に経たものではありませんでした。こちらは文字通りサークルとしての存続がかかっているからこそ異議申し立てしているのに、「議論がどこまでも平行線になる」として勝手にうちきったというのが大学側のやり方でした。

 

広島大学は、それ以降団体届を受理した団体を「公認団体」とし(広島大学は許可制ではありませんので、実は公認も非公認もありませんが)、そうでない団体を「広島大学とは関係のない団体」としました。

加えて、そうした団体がビラ撒きや部員の募集などをした場合は名指しでもみじに掲載し「広島大学とは無関係の団体」なので「注意するように」呼びかけるという、悪辣な態度をとり続けてきました

 

これ自体、団体届けの変化に対して抗議してきた自分たちに対する事実上の狙い撃ちの攻撃であり、許しがたいものです。

 

さらに、2020年度には課外活動に関するページにこれまで記載されていた「届出制」を定めた文書を無断で削除してきました

 

こうしたことを散々やった後で今問題になっている「顧問必須化」が行われたのです。これは明確に、2017年から広島大学が狙っていた「サークルの数を減らしたい」という思惑を貫徹するためのものです。名簿提出義務化→許可制化→顧問必須化と、どんどん要件を厳しくしていくことによって、広島大学はコロナ前から行おうとしていたサークルの削減をここぞとばかりに行おうとしています。

 

コロナで重要さを増してきたサークル

しかし、ますます問題なのは、2020年を通して課外活動は「不要不急」どころか学生の重要な交流拠点として重要になってきているということです。

 

昨年、サークルに加入することでなんとか人間関係を形成・維持していた人も多いと思います。ですが、団体結成を許可制にし、顧問を必須化することで、これまで学生が自分の趣味趣向にもとづいて多種多様なサークルから入りたいサークルを選ぶことができていた広島大学のサークル環境が一気に悪化することが予想されます

 

学生の重要な交流拠点であるサークルへの支援を満遍なく厚くするのではなく、全く逆にサークルが潰れるような厳しい要件を課してくるという判断は、コロナ禍で交流機会を奪われた学生をさらに追い詰める、到底学生目線ではない施作にほかなりません

 

感染対策としても不可解な顧問必須化

そもそも、顧問をつけることがなぜ必須なのか、ということの説明も十分にされていません。

 

昨年度、課外活動の再開要件に顧問が必要だとされた時から私たちは、顧問を必須化することは感染対策上それほど有効な手段ではないと大学側に申し入れてきました。

 

特に、文化系サークルにとっては、普段の活動に顧問が参加することはほとんどないと言って良いです。大学も、感染対策を徹底するために監督役が必要だという文脈で顧問が必要だと言っているのではなく、「学生が勝手に活動しないため」のお目付役程度にしか顧問の役割を定めてはいませんでした。

体育会系のサークルでも、「再開に顧問が必要」だと言われてはじめて「誰が顧問なんだ」と顧問の名前を調べはじめたサークルもあると聞いています。サークル活動にとって顧問はそれほど馴染みの薄いものだったのです

 

また、顧問は普通教員がなるものなので、必ずしも感染対策の基準を熟知しているというわけではありません。

 

そもそも、活動再開の計画書は、大学側が作成した基準に沿って書き、提出したものを大学側が赤入れして、さらにそれを大学のいうとおり修正したサークルのみが再開できるという仕組みになっていたのですから、顧問がいようといまいとあまり関係ないのです。実際、サークルの代表者を集めて感染対策に関する啓発や指導を行ったり、相談会を開催したりしたほうが、普段の活動に顔を出さない顧問を義務化するよりもはるかに感染対策として有意義だったはずです。

 

私たちは、顧問を義務化する大学に対して、それよりもサークル側が主体的・具体的に感染対策をしながら活動できるよう、柔軟に支援していくべきだと昨年から主張・交渉してきましたが、大学はこの申し入れを聞き入れることはありませんでした

それどころか、このように申し入れてきたにもかかわらず、今回顧問を再開条件どころか「団体結成・更新の条件」にしてきたのです。

 

しかし、私たち学生・サークル員は、2020年度を通して感染防止のためにサークルで感染対策に尽力し、大学からの突然の補償なしでの停止命令に関しても従ってきました。

こうした私たちの努力を踏みにじるかのように顧問を必須化しようとする大学に対して、私たちは声をあげるだけに十分な根拠をもっています

本当に有意義で効果的な感染対策と活動再開を両立させるためにこそ、顧問必須化に反対していきましょう。

 

顧問必須化に反対し、学生の意見を反映する大学にしていこう!

文化サークル連合はこの「顧問必須化」に断固反対します。そして、顧問必須化を含む団体届の提出如何によってサークルの扱いを変えようとする大学の態度にも反対します。サークル活動はどのサークルのどの学生にとっても、公認非公認に関係なく大事な居場所です。サークル活動は、コロナ禍の中だからこそ、学生の交流拠点としてますます重要さを増しています。

 

それなのに、感染対策上の意義にも乏しい顧問必須化を、さらに一方的に必須化して決めるというのは全く学生の利害に反するものです。

 

私たちは今後、顧問必須化や団体届けについて、大学に対して申し入れ・質問していきます。困っている学生の皆さん、ぜひ行動する学生の力を糾合して、大学を変えていきましょう。

【4/23】申し入れ結果報告!

 

みなさんこんにちは。文化サークル連合です。


私たちは4/8から4/19の約10日間にかけて、2021年の頭からおこわれてきた課外活動団体の権利を縮小・破壊するような諸々の施策に関する学生の声を集めるために、総合科学部周辺でシールアンケートを行いました。

 

hirodai-bunsa.hatenablog.com

 

 

4/23は、その結果を踏まえて課外活動担当窓口(学生支援課)に申し入れに行きました。
当日の申し入れ書がこちらです

 

 

https://drive.google.com/file/d/1WKbxaCmR_IX5MBQBWgmoMpbRuXchwEsr/view?usp=sharing



 

「課外活動支援に関する公開かつ継続的な話し合いの場をもつ」ように要望してきました。

そうした要求をする理由は大きく分けて四つで、


①昼休みシールアンケートの結果から、これまで行われてきた各種施策に、サークル員や部員、学生側が納得しているわけではないことが明白になったため。

 

②課外活動団体の意志を各種施策に反映していくことが、現行では難しい状
態にあり、課外活動団体の縮小・消滅につながっていると考えるため。

③今後ますます新型コロナ感染拡大の状況が不透明化することを考えれば、
継続的な対応の検討が不可欠と考えるため。

 

④経営協議会学外委員からも「自分の意見を伝えたり、教員や友人との双方
向のコミュニケーションが必要」とされているため。

 

です(申し入れ書参照)。

 

施設・規則の変更には事前相談・承認制を!


アンケートをとっている際、掲示板の撤去や電子ロックの設置といったサークルの活動機会に関わる重要な施設のあり方について知るサークルの部員がほぼいなかったこと、そのためこの決定がサークルの承認をまったく経ていないものであることが判明しました

 

これまでの広島大学では、施設に関する変更が予定される際は大学がサークル側に相談してからやるかやらないか判断する、ということが慣例になっていました。しかし、今回の大きな変更の過程で広く学生側に相談することがありませんでした。これは明らかにおかしなことです。大きな変更こそ学生側に相談して決めるべきです

 

アンケートでも掲示板の撤去や電子ロックの設置という施作に反対の意見が多く集まった以上は、今後このようなことが起こらないためにも、またすでに起こってしまったことを撤回するためにも、大学と意見をすり合わせる「課外活動支援に関する公開かつ継続的な話し合いの場」が必要です。

 

感染対策と活動再開を両立させるための話し合いの場を!

 

また、コロナ対応という観点から見ても、課外活動支援に関する公開かつ継続的な話し合いの場は必要です。

 

昨年度を通して、大学側がそれぞれのサークルの活動形態の違いを無視して単一の再開条件を提示し、それを満たさなければ再開できない、と決めたことで、物理的に不可能な(例:長机が一脚程度のスペースで活動している文化系団体に対し、2mの距離をとることを再開の条件とした)再開の条件を課せられる団体が出てしまいました。しかしこれは感染対策としても不合理な話です。

 

例えば、昨年度から感染対策として「三密の回避」をするようにということが繰り返し言われてきました。ですがこれはあくまで三つの条件(密集・密室・密閉)が揃っていれば感染の恐れがあるというもので、逆に言えば、どれか一つでも回避できていれば、活動を再開することは十分可能です。

 

例えば、映画館などは「密集・密室」の環境ですが、空気清浄機を導入することで「密閉」を回避し、営業を早期に再開することができるようになったことは記憶に新しいと思います。

 

感染対策は、あらかじめ決めた基準を杓子定規的に当てはめるのではなくて、それぞれの現場の環境に応じて、感染対策をしっかりとした上で最大限活動ができるような基準を柔軟に決めていくべきものです。どの団体に対しても画一的な基準を与え、しかもそれを満たせなければ活動許可は出さない、というのは感染対策としても不合理です。

 

もちろん、条件を厳しくすればするほど感染リスクが減少できるということは間違いありません。

しかし、「だからとにかく基準を厳しくすれば」と考え学生生活のことを一顧だにせず厳しい基準を設定した結果として、対面授業も課外活動もほとんどできず、結果として交流の機会が大きく減少してしまったのがまさに2020年の広島大学でした。それによって多くの学生がストレスと不満を抱えたことを忘れるべきではありません。

 

こうした杓子定規的な「感染対策」から、より多くの人が安心しつつ満足に活動できるようなものに変えていくためには、定期的・持続的な議論と相談の場が必要不可欠です。だからこそ、課外活動支援に関する公開かつ継続的な話し合いの場を要求しています。

 

コロナ禍の中で奪われたものを取り戻すために闘おう!

コロナ禍のなかで苦しい思いをしてきたみなさん。私たちは昨年一年間、コロナ禍の中で対面授業やサークル活動など大きく活動の余地を失い、それでも感染対策のためと我慢してきました。しかし、大学はそうした学生のあり方代替の保障措置で報いるどころか、学生の意見を募集しないまま、さらにサークル活動の権利を縮小することをやってきたのです

 

こうした大学の不義理なあり方を指弾し、これ以降広島大学の学生が二度とそのような思いをしないためにも、「課外活動支援に関する公開かつ継続的な話し合いの場」の実現を求めて、私たちと共に申し入れ行動をやっていきましょう。

 

【4/8-4/19】シールアンケート&申し入れの結果報告

みなさんこんにちは。文化サークル連合です。
私たちは4/8から4/19にかけて、総合科学部周辺でシールアンケートを実施しました。協力してくださった全ての皆様、ありがとうございました。

短期間で200弱も集まったアンケート

約10日間、昼休みの間だけの実施でしたが、集まった数はなんと200前後。これは非常に大きな数です。多くの学生の課外活動に向けた想い、関心を直接聞くことができ、文化サークル連合としてますます学生主体のサークル活動とそれに向けた運動をつくろうという思いを新たにしました。

アンケートへの回答内容

結果は以下の通りです。

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 全体を通して、今の大学が行なっていることに対する反対の意見が賛成を大きく上回りました。以下、それぞれの項目に関して、アンケート募集中に筆者がうけた印象を紹介します。

①規制は強く支援は弱かったため、サークルが大量消滅
・ほとんど満場一致で「おかしい」とのこと。「反対する人(潰れても良いという人)いるんですか?」という反応もちらほら。

掲示板の数が半分以下になってしまったことに
・撤去に反対が大多数。「あってもなくてもどちらでも良い」「あったときのことがわからないから」賛成・どちらとも言えない、という新入生らしい声も。コロナ禍では対面での勧誘が難しい分せめて掲示の機会があったほうが良い、ということ、この掲示板を撤去するために200万円かかっていることを追加情報として伝えると、ほとんどが反対に。

③サークル助成金は過去最低、一方でサークル棟に電子ロック設置
・反対が大多数。サークル棟に自由に出入りできる状態をみんな望んでいるものなのだと実感しました。もちろん「防犯のためにはあったほうが良いのではないか」という意見もありました。なお、サークル助成金は過去最低なのに電子ロック設置には400万円かかっている、ということを伝えると、だいたいが反対、もしくは予算の使い方がおかしいという反応でした。「電子ロック自体はあったほうが良いが、予算の使い方がおかしい」ということで賛成とも反対とも言わない立場の人もいました。個人的には、防犯のためには電子ロックはあったほうが良いのではないかという意見がそれなりに出てくると思っていたので、一番意外だった結果になります。

④総合科学部・大学会館の教室を利用できないことについて
・反対が大多数。最初は「感染拡大防止のために使わないほうが良い」という意見で反対に票を投じていたものの、「対面授業では使っているし、対策をすれば使えるはずだと自分は思っている」と話をしたら「それはそうですね」と賛成に票を変えた人がいたことが一番印象的でした。対面授業では使えるが、サークル活動のための貸し出しは未定、という優先順位の差に違和感を覚えている人が多かった印象です。

アンケート結果に基づいて4/23申し入れ

こうした結果を受けて、4/23に大学に申し入れに行きました。

昨年一年度を通して、課外活動の再開に向けた申し入れに行きましたが、実のある対応では全然なく、それどころか自分たちの申し入れに対して堂々と「お帰り下さい」と発言する職員もいました(前学活リーダーのT)。文化サークル連合は一貫して「再開に向けた議論をサークルと大学との間でするべきだということは自分たちだけが考えているものではない」「自分たち(文化サークル連合)に対応していると考えるのではなくて、全学生の課外活動を再開したいという思いに応えるつもりで回答してほしい」と主張してきましたが、対応は変わりませんでした。

ですが、今回は200近い学生の声が集まったことによって、大学もさすがに結果報告とアンケート内容にもとづく質問書を受け取らざるを得ませんでした。こうした変化を可能にしたのは、学生一般の不満と、それを具体的に目に見える形に集約し、しっかりと大学に意思表示した成果にほかなりません

学生の問題を解決するための「結集軸」を

今、広島大学の個人個人の学生、個々のサークルはそれぞれ、自分の問題としてコロナ禍の中で悩んでいること、不満を感じていることがあると思います。そうしたなかから、個人個人や個々のサークル単位で大学に働きかけたり問い合わせたりすることをやっている人もいると思います。ですが私は、多くの人が集まり、どうしていくのが良いかと知恵を出し合い、そしてそれぞれの人間関係を伝ってどんどんこの運動を広げていこうと取り組むことによって、より広く、効果的に、かつ明確な方向性をもって課外活動の再開に向けた議論を進めることができると思うのです。

今の広島大学では、学生が集まるそうした「結集軸」になるような団体や連合体の力が弱いというのが現状です

だからこそ、問い合わせはどうしても個人的なかたちでしかやるほかない、ということにもなっています。

周囲の不満を引き受けて立つような結集軸が存在しないことは不幸なことです。なぜなら、そうしたものがないと、自分の不満(例えば、対面で授業や課外活動をしたい、活動がないなかでどう部会を開けば良いのかわからない…といった問題)は、実は他の人や他のサークルと共通の不満なのに、それをあくまで「自分(たち)だけの問題」として抱え込んでしまうことになります。また、その悩みを周囲に相談することも解決を期待することもできず、絶望的な日々を過ごすことになってしまっているという悲惨な状態を助長してしまっているということにもなるのではないでしょうか。忘れてはならないのは、私たちは全員「コロナ禍とその下での大学の対応」とどう向き合って生活するかという巨大な一つの問題に直面しているということです。

しかし、そんなことはもう終わりにしたい!問題が共通しているのであれば、共通して問題解決に向けて動くこともできるはずです。自分たちは、そうした思いを持っているすべての学生に応えるために、そしてそうした理不尽な悩みを強いるような、学生の話に真剣に取り組まない今の大学の仕組みを本当に変えるために、これまでアンケートや申し入れを続けてきましたし、これからも続けていくつもりです。

不満を単なる不平不満をこぼすだけや憂さ晴らしに終わらせないためには、多くの学生やサークルが集まって議論していく空間・団体が絶対に必要です。そして究極的には、そのようなサークル間での話し合いや「どうしていくべきか?」という議論が、コロナの有無に関わらず常態化し、何か問題が起こった時にはすぐに相談し協力して取り組むことができるようにしていくことが何よりも重要です。これを私たちは「サークル自治」と呼んで目指しています。

感染拡大と活動再開、両立するためにこそ行動を

コロナ禍での大学主導の対応は、大学が「学生のため」にあるものではないことをはっきりさせました。それどころか、コロナ禍の中でも大学が行う行事のためには学生が動員されてきたのです。2020年の11月に、広島大学はOB・OGを対面で招く「ホームカミングデー」を実施しました。そこには手伝いというかたちで参加していた学生もいました。当時、課外活動はまだ再開されていなかったのに、ですよ!

課外活動問題に関して「どうすれば感染対策を取りつつ最大限再開できるか、サークルと大学との間で調整して話し合うべき」だと要求してきたのに、それを突っぱねてきて、かわりに大学が一元的に対策基準を設定し、それを学生に守らせるようにするという方針でやってきた結果がこれです。感染対策第一だから一貫して誰にも厳しくやっているというわけではないのです。越智学長が、対面授業は「強い要望があるから」実施するといいつつ、課外活動は停止していたことは記憶に新しいですが、それとも共通する問題だと思います。

自分たちは、サークル間で協力し、議論し合うことでサークル全体のためになるようなことを考え、それを実行していく空間をつくることを目指します。しかし、それは同時に、そこで話し合った学生のためになる内容を妨げるような大学の方針に、それがどうしてダメなのか理由をはっきりさせつつしっかりと反対していくこととセットでなければ、本当にそれを実現することはできません。そのことがコロナ禍の中ではっきりとしたと思います。

すべての広島大学の学生、サークルの皆さん。コロナ禍で交流が少ない中でも、私たちは決して無責任に感染拡大を招くような振る舞いを目立っておこなわずやってきたはずです。とりわけ2020年度を通して、感染対策と課外活動を両立させるために何とかできないかと苦心してきたサークルがいくつもあったことを聞いています。こうした責任ある態度をとってきた私たち学生には、自分たち主導での再開を主張することができるだけの説得力があります。文化サークル連合はそのための当局交渉の先頭に立ち、広島大学の学生文化をこれからも切り開いていきます。

ぜひ一緒に申し入れ行動をやっていきましょう!

5月に読んだ本たち

おはようございます。先日HR100を達成しました、大庭です。

気づいたら6月に突入していました。一タームも終わりですねぇ。
最近は晴れの日が続いていますが、それに伴って、気温も急に上がった気がします。僕の部屋には、エアコンが無いので、生き残れるのか心配だったりします。

あと最近、梅酒を漬けてます。季節なのかスーパーで、梅酒セットがよく並んでいるので、それにまんまと釣られました。今のところは、透明に近いですが、これからだんだんと熟成して、鮮やかな色合いに変化していくのが楽しみです。エアコンがない夏を耐えきるかは未知数。

さて、今日は今月……じゃなかった、先月の5月に僕が読んだ本たちを並べていきます。

今月末は、僕だけじゃなくて、ほかの部員が読んだ本も紹介したいですね。

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文芸部 活動報告 5月17日

おはようございます。相対主義者の大庭です。


梅雨に入って、じめじめした日が続きますね。緊急事態宣言で講義もオンラインになって、本格的に引きこもり生活が始まってしまいそうです。

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社会科学研究会新歓企画『99%のためのフェミニズム宣言』学習会

今日は社会科学研究会の新入生歓迎企画として『99%のためのフェミニズム宣言』の学習会をオンラインで行いました。二桁人数の参加で大盛況でした。質疑、討論も活発で、かなり楽しかったです。

今回の報告を書きます、発表者の太田蒼真です。

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企画の広報ビラ

 

実は、本企画はもうちょっと手短に発表を終えて、討論にしっかり時間を割こうと思っていたのですが……

この本、面白すぎる!!!!

全部紹介したい!!!!!!

……ということで、スライドにエッセンスを詰め込みまくっていたら、スライドがかなり膨大になってしまい、結果的に1時間以上話し続けてしまいました。

時間がないなか来てくれた皆さんには申し訳が立ちません。

質疑、討論を含めて2時間の大・学習会になりました。けっきょく99%のためのフェミニズムは何を目指しているのか、リーン・イン・フェミニズムはどうやって支持を集めてきたのか、99%のためのフェミニズムは運動をどう広げていくのか、……と、かなりクリティカルな議論ができました。

まだ読んでない人はぜひ『99%のためのフェミニズム宣言』を読んでほしい、その一心で書き上げた力作のスライドです。まだ読んでない人はもちろん、もう読んだ人も、考え方の整理などにお役立てください。↓

drive.google.com

 

また近日中に企画を打てればと思います。その時も社会科学研究会と文化サークル連合をよろしくお願いします。

フェミニズムに興味のある人、ぜひ議論しましょう。個人的なツイッターもやってます。お気軽に連絡ください。

以上、発表者より、本日の企画の報告を終わります。読んでいただきありがとうございました。