Re:Public on Web

広島大学文化サークル連合の公式オンラインジャーナルです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

第24回東京フィルメックス

2023年、東京フィルメックスは三年間にわたる東京国際映画祭との同時開催を停止し、当初から続いていた11月下旬(19-26日)で開催した。本記事は、フィルメックスに参加した文化サークル連合映画専門記者による簡単な報告である。 開催に至るまで そもそも…

第36回東京国際映画祭報告

釜山国際映画祭から帰国し、一週間足らずで10月23日から11月1日まで開催された第36回東京国際映画祭に参加することになった。そのようなわけで、今年も文化サークル連合に所属する映画専門記者の報告を簡単にお届けする。 同じ月に2度も映画祭に対面参加する…

釜山国際映画祭訪問記(後編:5日目から最終日まで)

※釜山国際映画祭訪問記、本記事では後半(5日目から最終日まで)をお届けする。 五日目 この日から二日間にかけて今年度の三大映画祭(ベルリン、ベネチア、カンヌ)の最高賞受賞作品を見ていくことになる。しかしその前に、まずは一本目にこの作品のために…

釜山国際映画祭訪問記(前編:前哨戦から4日目まで)

愚かにも新型コロナウイルス対策の一環で5月から感染症対策が五類に移行した。しかしこのことが、海外渡航の本格解禁という一種の光明をもたらしたのもまた事実である。本記事はこれを利用して、海外映画祭への対面参加を初めて行った映画専門の記者の報告を…

『リタ・アゼヴェード・ゴメス監督小特集―「上演する映画」を巡って―』を開催します。

大変お待たせしました。2023年夏の映画研究会の上映企画開催のご案内です。 『リタ・アゼヴェード・ゴメス監督監督小特集―「上演する映画」を巡って―』 2023年8月25〜26日 場所:横川シネマ(JR横川駅徒歩3分) 8月25日(金) 19時ー 『ポルトガルの女(A Port…

文芸部新歓企画の報告①

新歓企画①として「多喜二を読む」を開催しました。スライドと蟹工船の気に入った記述を紹介します。 drive.google.com 以下は『蟹工船』からの引用と発表者のコメントです 「士官や船長や監督の話だけれどもな、今度ロシアの領海へこつそり潜入して漁をする…

匿名加工情報の提供=サークル員名簿の売り渡しを許さない!

広島大学は、学生や教職員等の個人情報を、一定の加工をして外部に提供する「匿名加工情報」の提供を学生や教職員になんの事前の確認もなく実行しました。 www.hiroshima-u.ac.jp 責任者も知らないのに外部に提供? この中には、課外活動団体の登録情報を記…

広島大学へようこそ!【2023年度新入生歓迎パンフレット『Re:Public Vol.6』】

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます! 皆さんが大学生活に求めるものはなんでしょうか? それが何であれ、何かを求めて大学に来たということがあるなら、それを忘れないようにしてほしいなと思います。そうした理想や希望は、ささやかであればある…

ベルリン国際映画祭2023+Cinéma du réel報告

2023年の映画祭シーズンもいよいよ1月下旬のロッテルダム国際映画祭からスタートした。その中で2月から3月にかけて、世界三大絵映画祭の一つであるベルリン国際映画祭及び、実験映画祭であるCinema du reelが開催された。本記事では二つの映画祭にオンライン…

部落解放研究会2022年の活動

2022年(年度)を振り返ってみようと思います。 文化サークル連合に所属しています、広島大学部落解放研究会です。 2月にロシアによるウクライナ侵攻がはじまり、一気に戦争の時代を体感した学生・教職員は多いと思います。戦争の時代とは、差別の時代です。…