大変お待たせしました。2023年夏の映画研究会の上映企画開催のご案内です。
『リタ・アゼヴェード・ゴメス監督監督小特集―「上演する映画」を巡って―』
2023年8月25〜26日 場所:横川シネマ(JR横川駅徒歩3分)
戦争に生きる夫と離れること10年余。北イタリアの古城で読書し、歌を唄い、踊り、森を散歩して過ごす若い公爵夫人。周囲はそんな彼女の孤独を憂い古城を墓場とみなす。しかし、この生活は選び取ったものなのだと彼女は譲らない。オーストリアの作家ロベルト・ムージルの小説を、マノエ ル・デ・オリヴェイラの盟友、アグスティナ・ベッサ=ルイスが脚色。フランドル派絵画のような映像が鮮烈な印象を残す、スタイリッシュな歴史劇。
8月26日(土)
19時ー 『変ホ長調のトリオ(O Trio em Mi Bémol)』(リタ・アゼヴェード・ゴメス:2022年、 127min /日本語字幕:小城大知 字幕監修:木下眞穂 ※日本初上映)
19時ー 『変ホ長調のトリオ(O Trio em Mi Bémol)』(リタ・アゼヴェード・ゴメス:2022年、
別れてから一年経つ男女、 映画の撮影に苦悩する映画監督とアシスタント、 そしてモーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ(ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲」変ホ長調 K.498)」。 三つが複雑に交錯し、トリオ(三重奏曲)を奏でる。エリック・ ロメールが唯一記した戯曲『変ホ長調三重奏曲』を映画化した、 リタ・アゼヴェード・ゴメス監督の現時点での最新作。日本初上映。
ゲスト:赤坂太輔さん(映画批評家)
リタ・アゼヴェード・ゴメス
1952年生まれ。現代ポルトガルの重要な作家としてこれまで『Frágil como o Mundo』(2001)や『Altar』(2002)、『A Vingança de Uma Mulher(ある女の復讐)』(2012)など多くの作品を制作。『ポルトガルの女』(2019)は、ラス・パルマス国際映画祭で最優秀賞を受賞するとともに、日本でもイメージフォーラム・フェスティバル2019、EUフィルムデーズ2021で上映され高い評価を得る。新作『変ホ長調のトリオ』(2022)はベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールドプレミアされて以降、全州国際映画祭など数多くの映画祭で上映、本企画が日本初上映となる。また、『バクラウ 地図から消された村』(クレベール・メンドーサ・フィリオ監督、2019)では衣装デザインを手がけた。
入場料金:通常料金(ただし大学生、
主催:広島大学映画研究会
共催:広島大学文化サークル連合
助成、特別協力:在日ポルトガル大使館文化部、カモンイス言語・ 国際協力機構
提供、協力:Portugal Filmes, Basilisco Filmes,イメージ・フォーラム
共催:広島大学文化サークル連合
助成、特別協力:在日ポルトガル大使館文化部、カモンイス言語・
提供、協力:Portugal Filmes, Basilisco Filmes,イメージ・フォーラム
※作品についてのお問い合わせ
・『ポルトガルの女』Basilisco filmes
basilisco.filmes@gmail.com
・『変ホ長調のトリオ』Portugal Filmes
pf@portugalfilm.org
・『ポルトガルの女』Basilisco filmes
basilisco.filmes@gmail.com
・『変ホ長調のトリオ』Portugal Filmes
pf@portugalfilm.org